住宅ローン審査では何を見られる?
マイホームを購入するとき、多くの人が気になるのが住宅ローンの審査です。
「年収が低いと審査に落ちる?」
「車のローンがあると住宅ローンは借りられない?」
「勤続年数が短いと厳しい?」
など、住宅ローン審査について疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
住宅ローンの審査では、年収だけでなく、年齢・勤続年数・返済負担率・健康状態・担保評価など、さまざまな項目が確認されます。
国土交通省の「令和7年度 民間住宅ローンの実態に関する調査」でも、これらの項目を審査時に考慮する金融機関が多いことが分かります。
この記事では、住宅ローン審査で確認される主なポイントと、申し込む前に確認しておきたいことを分かりやすく解説します。
※審査基準は金融機関や住宅ローン商品によって異なります。
1. 住宅ローン審査で見られる主なポイント
住宅ローンの審査では、主に次のような項目が確認されます。
- 年収
- 勤続年数
- 年齢
- 完済時年齢
- 返済負担率
- 他の借入
- 健康状態
- 物件の担保評価
- 雇用形態
- 信用情報
国土交通省の調査では、特に完済時年齢、健康状態、借入時年齢、年収、勤続年数、返済負担率、担保評価について、9割以上の金融機関が審査項目として回答しています。
2. 年収は住宅ローン審査で重要
住宅ローンを借りるうえで、年収は重要な審査項目の一つです。
ただし、
「年収○万円なら必ず○万円借りられる」
というように、一律に決まっているわけではありません。
年収だけでなく、借入額や返済期間、他の借入、年齢なども合わせて判断されます。
例えば同じ年収500万円でも、
- 自動車ローンがある
- カードローンがある
- 他の借入がない
などによって、審査上の条件が変わる可能性があります。
住宅ローンは「年収だけ」で考えないことが大切です。
3. 返済負担率もチェックされる
住宅ローン審査でよく出てくるのが返済負担率です。
返済負担率とは、年収に対して年間のローン返済額がどのくらい占めるのかを表したものです。
例えば、
年収500万円
年間返済額150万円
の場合、
150万円 ÷ 500万円 × 100 = 30%
となります。
ただし、実際の審査基準は金融機関によって異なります。
例えばフラット35では、すべての借入れを含めた総返済負担率について、年収400万円未満は30%以下、400万円以上は35%以下という基準が示されています。
住宅ローンだけではなく、自動車ローンや教育ローン、カードローンなどが含まれる点にも注意が必要です。
4. 車のローンや他の借入も影響する?
住宅ローンを申し込むときに忘れてはいけないのが、現在の借入です。
例えば、
- 自動車ローン
- 教育ローン
- カードローン
- クレジットカードのリボ払い
- その他のローン
などがあります。
これらの返済額も審査上の返済負担を考える際に含まれる場合があります。
特に沖縄では車を所有している家庭も多いため、住宅ローンを検討するときには車のローンが残っていないかも確認しておきたいところです。
5. 勤続年数も審査項目になる
住宅ローンでは勤続年数も確認されます。
国土交通省の調査では、令和7年度に93.9%の金融機関が勤続年数を審査項目としていると回答しています。
ただし、勤続年数が短いからといって必ず住宅ローンを借りられないというわけではありません。
転職直後などの場合は、金融機関によって対応が異なるため、事前に確認しておくと安心です。
6. 年齢と完済時年齢も重要
住宅ローンは数十年にわたって返済することになるため、借入時の年齢だけでなく完済時の年齢も確認されます。
例えば50年ローンを利用する場合、35年ローンよりも完済時年齢が高くなります。
そのため、長期の住宅ローンを検討する場合は、
「毎月の返済額」だけではなく「何歳で完済するのか」
も確認しておきましょう。
50年ローンについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
👉 「住宅ローン50年はどう考える?35年・40年・50年を比較」
7. 健康状態も審査で確認される
住宅ローンでは、団体信用生命保険、いわゆる団信への加入が関係する商品があります。
国土交通省の調査では、健康状態を審査項目としている金融機関は96.1%でした。
団信の加入条件は金融機関や商品によって異なるため、健康状態に不安がある場合は、申し込み前に確認しておくことが重要です。
8. 物件の担保評価も審査される
住宅ローンでは、借りる人だけでなく購入する物件についても確認されます。
金融機関にとって住宅は、万が一返済ができなくなった場合の担保となるためです。
そのため、
- 土地
- 建物
- 立地
- 築年数
- 建物の状態
などが審査に関係する場合があります。
「年収は問題なさそうなのに、希望額を借りられなかった」という場合には、物件側の評価が関係している可能性もあります。
9. 住宅ローン審査に申し込む前に確認したいこと
住宅ローンの審査を申し込む前に、まず現在の状況を整理しておきましょう。
確認しておきたいこと
- 年収はいくらか
- 勤続年数はどのくらいか
- 現在の借入はいくら残っているか
- 毎月のローン返済額はいくらか
- 希望借入額はいくらか
- 返済期間は何年にするか
- 完済時の年齢は何歳か
- 頭金はいくら用意できるか
- 諸費用はいくらかかるか
特に「借りられる金額」と「無理なく返せる金額」は違うという点は意識しておきたいところです。
10. 私が住宅ローン審査を受けるなら
私自身も住宅購入を検討しているので、住宅ローンについて調べていく中で感じたのは、1つの銀行だけで判断しないことが大切ということです。
金融機関によって、
- 金利
- 団信
- 手数料
- 審査基準
- 返済期間
- 住宅ローンの商品内容
などが異なります。
そのため、可能であれば複数の金融機関で条件を比較してみるのも一つの方法です。
沖縄で住宅ローンを検討している方は、琉球銀行や沖縄銀行、ネット銀行などを比較してみるのもよいでしょう。
👉 「沖縄で住宅ローンを組むならどの銀行?琉球銀行・沖縄銀行・ネット銀行を比較」
11. まとめ|住宅ローン審査は年収だけでは決まらない
住宅ローン審査では、年収だけでなく、
- 年齢
- 完済時年齢
- 勤続年数
- 返済負担率
- 他の借入
- 健康状態
- 担保評価
など、さまざまな項目が確認されます。
国土交通省の調査でも、これらは多くの金融機関が審査項目として挙げています。
住宅ローンを検討するときは、
「いくら借りられるか」だけではなく「いくらなら無理なく返せるか」
まで考えておくことが大切です。
私自身も住宅購入を検討しているので、これから実際に住宅ローンを比較しながら、分かったことをこのブログで紹介していきたいと思います。

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